名刺のデータ化・共有。つながる人脈、先には売上!
2016年5月、キングソフトの法人部門は、法人マーケティングDivを中心に、リード エグジビション ジャパン株式会社主催の国内最大級の見本市、「スマートフォン&モバイルEXPO 2016 春」に出展しました。
キングソフトは、”名刺のデータ化とその営業活用”の課題を解決するクラウド名刺管理サービス「CAMCARD BUSINESS」を出展。当日の集客を最大化すべく、WEBやオフラインのメディアを使ったプロモーションを活発化。4月18日から1週間にわたり品川駅港南口にある44面のデジタルサイネージを使った動画交通広告など初の試みも実施しました。
そして迎えた5月のEXPO本番。当社は獲得した名刺を即日データ化して、翌営業日にはお客様に御礼メールを配信するというオペレーションを実際に行いました。大量の名刺をデータ化するため専用スキャナを使用して名刺情報を現場で取り込み、自動でSalesforceへデータ連携を実施。
おそらく「名刺情報をデータ化して、その後どうやってSFA・CRMと連携しているの?」という部分に関心をお持ちの方は多いと思います。
当コンテンツでは、EXPO出展時の実際の弊社の『即データ化、即営業アプローチ』事例をお送りします。展示会での交換名刺の取り扱いやその後の営業フォローの最大化に課題をお持ちのお客様にとっては必見です!
【EXPO開催前】ある日のチームミーティングにて
「大量の名刺をデータ化して、SFAやCRMにデータ連携して見込み顧客創出の最大化につなげる!」
EXPOの2週間前。CAMCARD BUSINESSは”名刺のデータ化と営業活用”の課題を解決するサービス。そうした課題をもつお客様に、どうしたら最も訴求できるのか!という議論があるミーティングでテーマに。
EXPOにて『CAMCARD BUSINESSの強みである”データ化スピード”を最大限に活かして、営業アプローチの初速の凄みを見てもらおう!』ということが決定して、実際に着手することに!!
【EXPO施策】スマートフォン&モバイルEXPOで実行した施策の全貌
2016年5月11日~13日に開催された展示会「スマートフォン&モバイルEXPO」に出展。
実際にEXPOに出展した名刺管理サービス『CAMCARD BUSINESS』を当社自身がフル活用して、下記の取り組みを実施。
1)EXPO会期中、各ブース担当者が獲得した名刺を日次で取りまとめ(当日作業)
2)各担当者から回収した名刺を、当日中にCAMCARD BUSINESSにてデータ化(当日作業)
3)データ化した名刺情報をSalesforceに取り込み(翌日作業)
4)Salesforceとデータ同期しているマーケティングオートメーションツールを用いて御礼メール送信(翌日作業)
【ステップ1】大量名刺のデータ化はスキャナで!
まずは、獲得した名刺を当日中にデータ化すること。
多くの企業様の場合、BPOサービス会社に名刺を預けて、それをデータ化してもらい・・・と納品まで1~2週間はかかる感じではないでしょうか。もしくは、自社でデータ化作業を人力で実施する場合も、1枚3分~5分の作業により、かなりの業務工数と時間を奪われます。
『CAMCARD BUSINESS』は、スマートフォンで撮影するだけで最短5秒でデータ化が可能。スマートフォン内のOCR精度は100%ではないため、差異部分は撮影直後にクラウドにアップロードしてオペレーターによる補正作業を行い精度を担保します。
また、今回のように展示会出展時や過去に獲得した名刺が手元に大量にある場合、専用スキャナを使うことでアッという間にデータ化が完了。わずか400枚が1時間もせずにフィニッシュ!
私たちも今回のEXPO出展時は、スキャナを用いて毎日約400枚の名刺を一気にデータ化まで完了させる段取りをとりました。
【ステップ2】データ化されたデータはSFA・CRMに連携!
続いての作業は、データ化した名刺情報を自社のSFA・CRMに取り込むというアクションです。
この作業、一見面倒なイメージをもたれるかもしれませんが、実際にはわずか3ステップで完了します!
◆連携ステップ①(画像:下段左)
貴社が利用しているSFA・CRMにログイン後、CAMCARD BUSINESSの管理画面にて、画面右上の「ツールボックス」をクリック
◆連携ステップ②(画像:下段中央)
左カラムのナビゲーションに表示される「CRMへのエクスポート」を選択
※この際、SFA・CRMへの事前ログインが済んでいない場合、このタイミングでログインを求められます
◆連携ステップ③(画像:下段右)
手動でデータ連携する名刺をチョイスするか、自動で連携するかを選択。今回私たちがEXPO出展した際は、EXPO専用のアカウントを発行し、そのIDでログインを行い、SFAに自動連携する方法を選択
【ステップ3】データ連携された顧客に御礼メールを配信!
「名刺情報のデータ化」⇒「データ化した名刺情報のSFA・CRM連携」という一連のアクションは非常に簡単で、スムーズに完了まで進めることができます。
実際にEXPOのブースにお越しいただいたお客様の多くが、SFA・CRMとのデータ連携に興味津々でした。
CAMCARD BUSINRSSから名刺データをSalesforceへエクスポートした後は、更にSalesforceとデータ連携しているマーケティングオートメーションツールに名刺データ情報を連携。その後、マーケティングオートメーションツールのメール送信機能を使ってお客様に御礼メールを送信する流れとなりました。
【ポイント】最短5秒でデータ化!簡単SFA・CRM連携
今回の事例で最も重要というべきポイントは2つ存在します。
1)圧倒的なスピード!名刺情報のデータ化が最短5秒、その後のオペレータ補正も最短5分で完了
2)データ化した名刺情報を、わずか3ステップで連携できる
※ちなみに、この一連の作業を最大限に活かして、実際に名刺データ化の業務工数を90%削減することに成功したお客様もおられます。ぜひ興味のある方はお気軽にページ最上部or最下部にある「お問い合わせ」よりその旨お伝えください!!!
(1)について
CAMCARD BUSINESSのスマートフォンアプリ自体に搭載されているOCR機能で、名刺を撮影しただけで最短5秒でデータ化することが可能です。デザイン性が高い名刺や、文字フォントが特徴的な名刺は、OCRでの読込がしづらくなります。そのため、撮影した名刺はクラウドにアップロードしオペレータにて誤り部分の差分補正をします。そうすることで、正確な名刺データが最短5分(混雑状況によります)で手元に戻ってきます。
(2)について
わずか3つの工程を踏むだけで、SFA・CRMにデータを連携することが可能です。手動で個別の名刺だけを連携することもできますし、全名刺を取り込み毎に自動データ連携する設定も可能ですのでお客様からは重宝いただいてます。
また、データ連携はすぐに完了するので、展示会後や営業訪問後に発生する「名刺データをSFA・CRMへ手入力して登録する生産性の低い作業」を大幅に削減することが可能。データ連携して、御礼メールを送信するまでのプロセスも非常にシンプルかつスマートに対応することが可能です!
ちなみに、データ連携可能なSFA・CRMは、Salesforce、Microsoft Dynamics CRM、Microsoft Outlook、SugarCRM、Google Contactとなります。
【最終ステップ】迅速な営業アプローチから有望見込顧客の創出!
獲得した名刺をデータ化し、SFA・CRMに連携して、最終的に御礼メールを配信!
今回のEXPOでは、この流れを展示会終了間際から翌日の午後までにすべて完了させるスピードで実行。最終日は金曜日であるため、翌営業日である翌週月曜日に全てを無事完了させることを目標としたオペレーションを実行しました。
実際に展示会後や営業活動で顧客フォロースピードを上げたい方、ムダな手入力作業を削減して営業生産性を上げたい方はぜひお問い合わせください。きっとライバルに差をつける「営業初速」を手にできるはずです!
以上で、当社の実録EXPO出展回顧録は終了!皆さん、いかがでしたでしょうか。
今後も、お客様にとって新たな気づきを体感してもらえるよう、様々なコンテンツをご紹介していきたいと思います。乞うご期待ください!