突然ですが、皆さん、目をつぶって考えてください。
今、あなたの目の前には、これまで様々な方と交換した名刺がたくさん並んでいます。
その中で、どれだけの方の名前と顔が一致していますか。
おそらく、完全に思い浮かぶ人というのは限られてくるはずです。
単純に、同じ紙、同じ形、同じ色の名刺では一人ひとりを差別化することが難しく、「あ、この人!」と思い出してもらえる確立は極めて低いといえます。
その場合、あなたならどうしますか・・・。
仮に、名前や顔が思い浮かばなかったとします。
ただ、それでも名刺を手にした瞬間、ビビッ!と鮮明に記憶が蘇がえる時ありませんか。
その場合、大概にして、紙質やデザイン、形などが個性的な名刺がそれを呼び起こしてくれるはずです。きっと。
今回は、誰もが利用する営業ツール「名刺」における、自らの存在や個性を発揮する策の一つであり、視覚、触感、嗅覚に影響を与える「素材」について考えていきます。
紙の厚さ、硬さ、それに木製、プラスチック。個性溢れる素材の数々
「名刺に個性を持たせよう」
「印象的な名刺をつくってみよう」
そう考えた時に、まず真っ先に頭に浮かぶのが、デザインやカラー。そして、それと同じぐらいのスピードで頭にパッと浮かぶのが「素材」というアイデアではないでしょうか。
でも、素材といっても、紙の厚さ、薄さ、はたまた、和紙や木目などの和を連想させるものから、スケルトンやホログラムという個性的な素材まで、その種類は多岐にわたります。
多くの種類の中から「これぞ!」というベストな素材を選ぶのは、まさに至難の業です。
ちなみに、最近は実店舗ではなく、インターネット経由で名刺を作成する方の割合が増えているようです。コスト面もだいぶ安価で、オンラインで購入する上で懸念されている「実際にその素材を目で見て、触って」というのをクリアに!事前にサンプルを送付してもらうことができるお店も少なくなく、木目や香水がちりばめられている名刺も、その素材の特徴を確認した上で作成できるのがうけているようです。
◆こだわりが凝縮!完成系のイメージを大切に
ここまでの内容でもわかるように、素材について詳細をチェックし、実物を確認して・・・と言われてしまうと名刺の素材選びは大変です。
そのため、まずはどのような名刺を作成したいか、というイメージを描けていないと長期戦が予想され、完成した際、イメージと大きく異なるものが出来上がってしまいます。
「まさか、こんな仕上がりになるとは・・・」なんて後悔だけはしたくないですよね。
そうならないためにも、事前に素材はもちろん、型抜きや箔押し、筆文字や盛り上げなどのものから、飛び出す名刺やホログラムなどの特殊加工、香水を振付けてチャーミングな香りで雰囲気を演出!こうした自らの描く鮮明でなくても、最終形をある程度考えることが重要となります。
たかが名刺、されど名刺。
素材もたくさん種類があり、もはや選択肢は無限といっても過言ではありません。
自分自身が納得いく名刺を作成するために、
ぜひ、皆さんも、自身の想いがつまった見た目も触った感触も楽しめるオリジナリティ溢れる名刺を作ってみてはいかがでしょうか。
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